ウエガイト建築設計事務所 提案
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ソウホシキジュウキョ(相補式住居)とはつまり、土地購入と住宅建設に対する心理的ハードルをぐっと下げる一つの新しいスタイルです。それは極限的な住まいとしてのAIRSTREAMがあってこそ初めて成立する「究極の住まい」であり「住まい方」なのです。
例えば定年後の第二の人生を夫婦水入らずで過ごしたいと思ったとします。ローンの済んだ住まいは既にあるけどそれは息子一家に譲って、自分たちはもっと田舎でのんびりしたい。そういう想いは良く耳にしますが、実際に、ではどこに住む?となるとなかなか決断ができません。なぜなら見ず知らずの土地は誰でも不安だから。不安を押して安くない資金を投入し土地を買い家を建てる。これまで一所懸命働いてきてようやく気楽な思いがしたいのにまた心労が。。。だからソウホシキジュウキョなのです。

AIRSTREAMとはアメリカ製の牽引型キャンピングカー。見た目も美しいアルミ製のボディはシルバーに輝き、内部にはキッチンやシャワーまで備えたいわば最小限の住まいです。私たちは『順風晴天の家』の設計で出会ったこのAIRSTREAMの住まいとしてのポテンシャルに注目し、AIRSTREAMに「無いモノ」だけを用意することで、お互いに補完し合う究極のお気楽ハウスを考案しました。
ソウホシキジュウキョは、ドックにAIRSTREAMが「合体」することで初めて住居として一人前になります。全ての大事なものはAIRSTREAMにあるので、ドックはAIRSTREAMがなければただのがらんどうです。ちょっと近所との関係が気になり出したり他に住みたい場所ができたら、AIRSTREAMで移動してしまう。ドックはがらんどうだからそんなに心配ない。不在の間にAIRSTREAMユーザーの友人に貸しても良い。がらんどうだから。ドックは、だから建築費もすごく安く済みます。
AIRSTREAMはエンジンを持ってません。だから建物の中にあっても気になりません。むしろインテリアにすらなる。インテリアを持ったインテリア。ドックと「合体」できるのはそういうわけです。
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